タリオリーニ(タリヤン)は、1~3mm程度の太さの細い手打ちパスタです。
今回はイカ墨を練り込んで黒い麺にして、イカ墨の甘味と独特の風味を加えることにしました。
が、イカ墨は素手で練ると手がとんでもないことになるので、手元に気を遣っている女性にはオススメできるものではありません(笑)
その際は食品用の手袋なりして練ると、練り上がった際の達成感と後悔の同居を防ぐことが出来るはずです🙊
基本的なレシピは、作るパスタの形状にもよりますが、小麦粉100gに対し、卵1個。
卵を入れる理由は簡単で、手打ちパスタは主に強いソースのものと合わせることしかしないからです。(水と粉で作るパスタはうどんに似ているので(笑)、正直「うどんじゃないの・・・」と抵抗があるのが要因です。)
粉は、イタリアの中強力粉に値する00番粉とセモリナ粉を使っています。
日本の強力粉もしくは中力粉も使っていたのですが、イタリア産の粉は全般的に日本の粉よりも粒が大きくザラザラしている気がして、うどんと差を出すには(うどんうどんしつこいですが・笑)粉の違いかな、と変な拘りがあり、イタリア産の粉にしています。
粉は気分によってセモリナ粉を混ぜたり、セモリナ粉のみで作ったりしています。
ちなみに、セモリナ粉を多く混ぜるとシコシコの麺になりますが、手ごねでは反発があって捏ねにくいのが難点です。
粉と水分配合ですが、何回か打ってみて好みの感覚を掴んでください。
卵の場合は卵の大きさも関係しますし、なにより粉自体の保水量や、室内の温度、気温など色々な要因で毎回毎回違う捏ね上がりになることもしばしばです。ですので、感覚的に覚えることが大切かなと思います。
わたしは割と、纏るギリギリの水分少な目でシコシコな麺を作っています😋
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