パリではメジャーだという、BoBun。
越名:Bun Thit Nuong(ブン・ティット・ヌン)です。
東京でもブン・ティット・ヌンを出しているお店を探して、本場で体験した家族に食べてもらったところ、「これだと思う」ということで(若干怪しいけど・・・)
本場から英サイトのレシピなど、色んなレシピを検証して、アレンジしてみました。
スパイシーな味付けは、夏には欠かせませんよね!
『ブン』は米麺で腹持ちもよく、野菜たっぷりであっさりした味付けなので、食欲のない夏の日や、ダイエットをしている時でも心配なくいただけると思います。
フォーは平麺ですが、ブンの断面は丸いです。素麺から冷麦くらいの大きさのものがあります。
千切りするのがめんどくさいイメージの『なます』は、包丁で千切りするのが面倒ならば、スライサーで千切りすれば時間短縮にもなり、あっという間に出来上がります。
包丁だと断面に粗が出ないので、むしろ専用の調理器を使うほうがオススメです。
「蜂の巣」「切干突」「しりしり」等で検索すれば専用の道具が出てきますので参考にしてみてください。
『なます』は、我が家も常備菜の一つとして、定期的に冷蔵庫にスタンバイしています。
炒ったゴマを和えて和食の日の箸休めの一品として出したり、ピビンバに入れたりもします。また、少量のオリーブオイルで和えて、ハムや他の野菜と一緒にハード系のパンを使ったサンドウィッチの具としても美味しいです。
シンプルな味付けにしておけば、幾通りにも使えます。
材料
ブン(春雨、素麺、冷麦で代用可)
好みの野菜 レタス、サニーレタス、パクチー、きゅうり、など
ピーナッツフレーク
【ティット・ヌン】
牛肉 好みの量
にんにく 小さじ2
ナンプラー 大さじ1~2(塩分を見て加える)
砂糖 大さじ1/2~1
【なます】
大根 好みの量
人参 好みの量
塩 小さじ1
酢 大さじ1~2
砂糖 大さじ1
【たれ】
ヌクマム(またはナンプラー) 大さじ2
水 大さじ3
砂糖 大さじ3
レモン果汁または酢 大さじ2
唐辛子 1本粗みじん切り(好みで加減してください)
ニンニク みじん切り小さじ2
ニンジン・大根 長さ2センチ弱の千切りにし、塩揉みしておく
1.【『ブン』を用意する】
ブンは30分ほど水に漬け、芯が中心に残らないように茹で、冷水にとり冷まします。
2.【『ティット・ヌン』を用意する】
ティット=肉 ヌン=焼くです。
牛肉は食べやすい大きさに切っておく。
フライパンに油を熱し、ニンニクを入れ香りが出るまで炒めたら、肉を入れ、焼くように炒める(箸でばらした後は、あまり動かさないようにし、軽く焦げ目をつける感じで)。
砂糖を絡め、ナンプラーを加え、甘辛い味付けにする。
ナンプラーの塩味が足りなければ、醤油を少々入れる。
3.【野菜を用意する】
・なますを作る
太めの千切りにした大根とにんじんは、塩揉みをして、同量の酢と砂糖で和える。
・レタス、きゅうりを千切りにする。
今回はレタスですが、サニーレタスやキャベツの千切りでもOK。
・好みの香草を食べやすい大きさに切っておく。
4.【タレ】(このタレは、揚げ春巻きにも使えます)
上記すべてをよく混ぜておく。
5.【盛り付け】
器にタレを入れ、麺、なます、調理した肉を彩りよく盛り付ける。
最後に香草を盛り、炒って砕いたピーナッツを振りかける。(今回はピーナッツを買い忘れたので、ゴマで代用)
※揚げ春巻きは、豚ひき肉、湯で戻してカットした春雨、にんにく、にんじん、きくらげ、大葉(またはミント)の野菜をみじん切りにして、卵、ナンプラー、コショウで味付けして巻いています。
生春巻きの皮を使うとなかなかカラッと揚げることができないので(笑)、中華用の春巻きの皮で代用です。メッシュ状になった皮が手に入ると更に本格的になります。
※パリの友達曰く、「ピーナッツはタップリと!」です。パクチーがお好きな方も、タップリと、です。
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